研究者・大学名一覧
研究者・大学名一覧
研究者/大学
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森崎 裕磨助教モリサキ ユウマ金沢大学融合研究域 融合科学系
研究分野: 土木計画学,観光科学,防災計画,健康まちづくり,ビッグデータ解析,AI
研究概要
近年,DXをはじめとしたビッグデータを活用した,まちづくりが推進されている.金沢大学 交通・防災まちづくり研究室では,観光・防災に着目したEBPM型まちづくりに関する研究を実施している.防災の観点では,オーダーメイド型避難支援システムの開発,災害時に必要となる医薬品需要の将来予測システムの開発等を実施している.観光の観点では,インバウンド観光客の広域観光周遊モデルの開発,スマートウォッチを用いた観光客の生理・行動データ基盤の開発等を実施している.
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研究概要
地球に水や生命、大陸が存在するのは地球の岩盤(プレート)が常に変動しているからだと考えられています。海の底で、地球の80%を占める『マントル』が溶けて移動し、地殻を形成します。しかし、そのダイナミックなプロセスは謎に満ちています。
プレートテクトニクス(岩盤の移動)を理解するためには、プレートのことを誰よりも知る必要があります。その直接的な方法は、『生のマントル』を採取するために海底下6,000メートルまで掘り進むことです。
私たちは、日本および世界の技術の粋を集結し、人類初の生マントルの採取に向けた、準備、研究を行います。ご協力のほどよろしくお願いいたします。 -
研究概要
私たちの研究室が掲げる目標は、近未来のより良い社会を目指すための健康寿命の延伸、アンチエイジングとウェルビーイングです。そのために、現在、以下のような研究課題に取り組んでいます。
・グリケーションを基軸とした老化の基礎研究から応用研究への展開
・パターン認識受容体RAGEの生理作用と病態形成への関与の解明
・国内・国際共同研究の推進による診断法開発や創薬に向けた応用研究
・愛情ホルモン・オキシトシンによる社会性行動と炎症制御作用の分子基盤の解明
研究分野ホームページ:http://biochem2.w3.kanazawa-u.ac.jp/ -
研究概要
災害被害や長時間労働などで過剰な負荷がかかっているときに、自分では自覚しがたいストレス負荷状態を、生理学的に測定することにより早期に検知して、疾病に発展する前に適正な介入により緩和するための条件づくりを行うための研究である。生理学的指標としては心拍変動解析を使用する。介入は当方が学生支援プログラム(Xアカウント:@ku_wellness)として実施している食育、コンサート等の活動、Kanazawa Educational Yell Psychological Assistance Team (KEYPAT)(Xアカウント:@KEYPAT468342)として実施している個人に対する支援活動(カウンセリング)と集団に対する支援活動(ストレスマネジメント)の中から、効果的なプログラムを構築する。介入の効果は、心拍変動解析と心理尺度から検証する。
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吉田 直子准教授ヨシダ ナオコ金沢大学医薬保健研究域附属AIホスピタル・マクロシグナルダイナミクス研究開発センター
研究分野: 医療薬学、社会薬学、レギュラトリーサイエンス、医療系社会学
所属の詳細はこちら
(外部サイトに移動します)研究概要
偽造医薬品の存在は、人々の健康を脅かすだけでなく、医薬品の安全性や有効性に対する信頼を損なわせます。また、偽造医薬品の収益は、犯罪組織の資金源になると考えられており、更なる犯罪の拡大へと繋がることが懸念されています。私は、医薬品セキュリティ対策の強化に資するため、低品質・偽造医薬品検出法の開発を中心に、「低品質・偽造医薬品の実態と対策ならびに医薬品等の不適正流通抑止に関する研究」に取り組んでいます。
実効性のある対策を立案するため、継続的に流通医薬品の実態調査を行い、そこで入手した実在する偽造医薬品を対象として、分光分析や機械学習を活用し、その製剤学的実態解明ならびに検出法の開発を行っています。不適正流通医薬品についても、日々、変遷する流通ルートを把握し、予測することで、実情に合った監視・指導方法の立案を目指しています。
一方で、偽造医薬品や不適正流通医薬品による被害の発生要因の一つに、消費者がインターネット等を介して流通する医薬品に直接アクセスすることが挙げられます。個人の医薬品セキュリティに対する意識向上を図るため、得られた研究成果等の社会還元・普及活動として、積極的な危険情報の提供・注意喚起にも努めています。
これらの活動により、医薬品リスクから患者を守り、より有効かつ安全な薬物治療の恩恵を受けられるよう貢献していきたいと考えています。 -
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研究概要
私たちの生きる世界は全てのものが原子や分子が組み合わさって形作られています。私たちの研究室ではそのような原子や分子の無限の組み合わせから、私たちの生活を一変させ世界を変える材料の開発を目指して研究を行っています。特に私たちは量子の力でミクロな世界を調べることができる究極の顕微鏡を使って原子一つ一つのサイズから材料を観察することを得意としています。リニアモーターカーや量子コンピューターを実現する超伝導体、私たちの生活に欠かせない様々な磁石、未来社会への大きな貢献が期待される燃料電池用触媒などなど、さまざまなモノを原子レベルで調べて、それらの材料の未解決問題の真相に迫る研究や、ミクロな世界でのまだ誰も知らない現象を探索する研究を行っています。また、そのような究極の顕微鏡を使うだけでなく、さらにその性能を高めるために世界に二つとのない新しい顕微鏡の開発も同時に行っています。世界の誰も持っていない装置をDIYすることで、世界の誰も見たことのない世界をのぞき見ることができると信じています。これらの研究をさらに推進するために寄付のご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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研究概要
悪性軟部腫瘍では、広範切除術が標準術式である。悪性神経原性腫瘍の場合は予後も不良であるばかりか、神経も合併切除するため、患肢の機能予後も不良である。その生命予後、機能予後の改善のためには、そのモデル動物の作成・樹立が不可欠であるが、いまだに神経原性腫瘍モデルの作成・樹立は行われていない。その理由はヌードマウスにおいて、最も太い坐骨神経が直径1mmにも満たない解剖学的な特徴が原因であった。申請者らはヌードラットを用いた実験経験を活かし、ヌードラットを用いることでこの神経原性腫瘍モデル樹立の
可能性を見出した。神経原性腫瘍モデル動物の樹立により、腫瘍の神経内発育様式や、神経外膜のバリア機構、抗がん剤の効果などの解明につながる。さらには患者由来細胞移植モデルも作成することで、抗がん剤感受性試験によって個別化医療(テーラーメード医療)につながり、新たな治療薬の発見や、より低侵襲な手術法の開発など生命予後・機能予後に大きな福音をもたらすことができると確信する。 -
渡辺 哲陽教授ワタナベ テツヨウ金沢大学理工研究域
研究分野: ロボティクス,マニピュレーション,ソフトロボット,医療福祉ロボット
研究概要
人間生活の近くでは周辺に様々な「モノ」や「カベ」があり,このような狭くモノが散らかった空間でも自在に動くことができるロボットハンドシステムの実現を目指しています.ポイントは「出来る限り少ない(単一の)アクチュエータ(モータ)で多機能をもつ」というミニマリズムのコンセプトです.ロボットの重量,配線,制御自由度などが低減されるため,実応用に適しています.AI技術を使って物体操作するときに導入がやり易いハンドです.