研究者・大学名一覧
研究者・大学名一覧
研究者/大学
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研究概要
運動による健康増進効果には細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアを軸とする基質酸化力の亢進が重要です。運動の実施はミトコンドリア生合成を促進させたり(増やす)、機能を亢進させたり(性能を上げる)します。私はミトコンドリアの精製と細胞生物学的手法、プロテオーム解析やメタボローム解析等を通じて、運動や加齢、疾病で変動する筋細胞のミトコンドリアへ影響を与えるタンパク質や遺伝子を同定し、その機能解析を進めています。近い将来、運動能力向上や健康増進・疾病予防に必要不可欠な新たな骨格筋の制御機構を解明するとともに、他の臓器・組織のへの応用も考えています。
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松島 大輔教授マツシマ ダイスケ金沢大学融合研究域
研究分野: 経営学
研究概要
研究領域は以下の3つとなる。第一に、融合学としての知の在り方について、ギボンズの提唱する課題からのバックキャストによる「モードII」の学びを実践する方途について研究を進め、今後の大学の在り方、アカデミアの在り方を実践する(科学論・科学史論)。第二に、社会変革人財としての広義のアントレプレナー育成を目指し、サラスバティの実効理論に範をとりつつ、革新的教育プログラムの体系化を進めている。「周辺的正統参加」「状況に埋め込まれた学習」などの教育理論を手掛かりに、再創業インターンシップ、2×2再創業インターンシップを理論化し、その実践との往復運動によって、その体系を彫塑しつつある(教育学・哲学(プラグマティズム))。最後に第三に、破壊的イノベーションに向けたシステム・メーキングを進め、センスメーキングやネットワーク理論を駆使した新たな産業創造に向けた「シン産業化論」を提唱、将来のユニコーン企業群を目指す具体的な10のプロジェクトを実践中である(経営学・経営学・心理学・政治経済学)。
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研究概要
北陸地方は、歴史や文化を重んじる土地柄であり、日本考古学に関しても明治時代の北陸人類学会以来、1世紀以上の研究の蓄積があります。私は富山県出身、金沢大学卒業・修了の生粋の北陸人であり、ずっと北陸地方の歴史と文化に触れてきました。その背景を活かして、北陸地方の縄文時代を中心とする東アジアの編物・敷物圧痕をはじめ、金沢大学構内遺跡とその出土遺物、金沢大学資料館所蔵の博物館資料、近代の歴史的建造物等、先史・古代・中世・近世・近現代の多様な文化財を調査・研究しています。特に近年は、民俗・民族調査や三次元計測などの手法も取り入れながら、多角的に東アジアの歴史像・文化像を描くことを目指しています。それだけでなく、これからの北陸地方および日本を支える重要な柱のひとつである文化観光も視野に入れて、公益性の高い調査・研究を進めていきます。
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宮嶋 陽司准教授ミヤジマ ヨウジ金沢大学理工研究域
研究分野: 材料科学、金属、ハイエントロピー合金、アルミニウム合金、銅合金、鉄鋼材料、異種金属積層材、組織定量学、ナノ粒子、レーザー、薄膜、炭素材料、ナノ結晶粒金属
所属の詳細はこちら
(外部サイトに移動します)研究概要
研究は主に3種類に大別できます。
1つ目は、各種高強度金属材料を開発することで、車や飛行機等の移動用機器を軽量化に貢献します。他にも、軽量導電ワイヤーの開発も行っています。
2つ目は、金属材料のナノ粒子や薄膜を作製し、コーティングや触媒として用いて、結果を社会へ還元します。
3つ目は、炭素系材料の研究です。酸化グラフェン等の炭素系材料と金属ナノ粒子等を組み合わせることで、各種触媒を作製し、SDGsへと貢献します。
https://materials.w3.kanazawa-u.ac.jp/ -
森崎 裕磨助教モリサキ ユウマ金沢大学融合研究域 融合科学系
研究分野: 土木計画学,観光科学,防災計画,健康まちづくり,ビッグデータ解析,AI
研究概要
近年,DXをはじめとしたビッグデータを活用した,まちづくりが推進されている.金沢大学 交通・防災まちづくり研究室では,観光・防災に着目したEBPM型まちづくりに関する研究を実施している.防災の観点では,オーダーメイド型避難支援システムの開発,災害時に必要となる医薬品需要の将来予測システムの開発等を実施している.観光の観点では,インバウンド観光客の広域観光周遊モデルの開発,スマートウォッチを用いた観光客の生理・行動データ基盤の開発等を実施している.
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研究概要
私たちの研究室が掲げる目標は、近未来のより良い社会を目指すための健康寿命の延伸、アンチエイジングとウェルビーイングです。そのために、現在、以下のような研究課題に取り組んでいます。
・グリケーションを基軸とした老化の基礎研究から応用研究への展開
・パターン認識受容体RAGEの生理作用と病態形成への関与の解明
・国内・国際共同研究の推進による診断法開発や創薬に向けた応用研究
・愛情ホルモン・オキシトシンによる社会性行動と炎症制御作用の分子基盤の解明
研究分野ホームページ:http://biochem2.w3.kanazawa-u.ac.jp/ -