研究者・大学名一覧

研究者・大学名一覧

研究者/大学

カナ

所属研究機関

  • 岡本 一男教授
    オカモト カズオ
    金沢大学
    がん進展制御研究所

    研究分野: 腫瘍学、免疫学、骨代謝学

    研究概要

    がんの転移はがん患者の最も多い死亡原因です。特に骨へのがん転移は、患者さんの生活の質(QOL) に影響を及ぼします。しかし、その治療法はいまだに存在していません。
     私たちは、①骨に転移したがん細胞では通常の免疫応答が弱いこと、②がん細胞が定着しやすい環境を骨内に築いていること、を明らかにしました。
     こうした研究成果をもとに、がん骨転移を予防し治療する画期的医療の開発を目指しています。

  • 唐島 成宙准教授
    カラシマ シゲヒロ
    金沢大学
    国際基幹教育院 GS教育系

    研究分野: 生体情報内科学、内分泌学、代謝学

  • 河合 望所長、教授
    カワイ ノゾム
    金沢大学
    古代文明・文化資源学研究所

    研究分野: エジプト考古学

    研究概要

    本研究は、エジプト有数の大規模墓地であるサッカラ遺跡の北部にて日本・エジプト合同調査チームが発見した墓地群の学際融合的な現地調査を行い、古代エジプト初期王朝時代からローマ支配時代の約3400年間に展開したサッカラ・ネクロポリスの形成と展開について新知見を提示し、古代エジプト文明における埋葬文化の変容を明らかにすることを目的とする。調査研究にあたっては、上記の対象資料の各時代を専門とする考古学者と文献学者、建築史学者、形質人類学者、考古生物学者、材料科学者、保存修復の専門家、デジタル記録の専門家からなる国際チームにより総合的な学際融合研究を推進する。

  • 河崎 洋志教授
    カワサキ ヒロシ
    金沢大学
    医学系 脳神経医学研究分野

    研究分野: 脳科学、医療、進化

    研究概要

    脳を理解することは、人間を理解することともいえます。私たちの研究室では、脳が正しく働くための仕組みや、病気の際に脳にどのような異常が起きているか研究しています。これらを通じて、新しい医療に貢献していきます。

  • 菊川 雄司准教授
    キクカワ ユウジ
    金沢大学
    理工研究域

    研究分野: 無機化学

    研究概要

    原子・分子レベルで構造を制御した1ナノメートル程度の大きさの金属酸化物クラスターを合成しています。構造特異的な様々な特性を解明し、新しい材料化学の発展に寄与します。

  • 久保 豊准教授
    クボ ユタカ
    金沢大学
    人間社会学域

    研究分野: 映画研究、映画批評、映画史、クィア・スタディーズ、日本研究、ジェンダー、セクシュアリティ、老年学、食文化

  • 小林 伸英助教
    コバヤシ ノブヒデ
    金沢大学
    医薬保健研究域医学系細菌学

    研究分野: 細菌学、免疫学

    研究概要

    ボツリヌス菌は生後約1歳未満の乳児に感染し、腸内で毒素を作り致死的な麻痺を引き起こします。一方で、成人には通常感染しません。例えば本菌の芽胞はハチミツに含まれることが知られており、赤ちゃんには与えないよう警告がなされていますが、大人はいくらハチミツを食べても全く感染しません。これはなぜでしょうか?
    1980年台初頭の研究から、腸内細菌が感染防御に重要であると考えられているものの、その後動物モデルを用いた感染実験は報告されておらず、詳細なメカニズムは現在でも不明なままです。
    本研究は、「なぜ乳児だけがボツリヌス菌に感染してしまうのか」という半世紀近くにわたる謎を解明し、新規の治療・予防法の開発につなげることを目的とします。
    当研究室では、現在(おそらく)世界で唯一ボツリヌス菌の感染実験を実働しており、無菌マウスやヒト乳児糞便移植マウスを駆使して、実際の感染状態における腸内細菌・宿主・病原体の相互作用を研究しています。ボツリヌス菌という特殊な感染機構を持つ病原体を介して、乳児型から成人型へと腸内細菌叢が変遷していくことの生物学的な意義についても迫ることができると考えています。

  • 小林 正和教授
    コバヤシ マサト
    金沢大学
    医薬保健研究域保健学系

    研究分野: がん、がん治療、放射線治療、イメージング学、放射線生物学、核医学

  • 佐々木 素子准教授
    ササキ モトコ
    金沢大学
    医薬保健研究域 医学系 人体病理学

    研究分野: 人体病理学

    研究概要

    原発性胆汁性胆管炎(PBC)を中心に、細胞老化とオートファジー異常に着目して肝胆道系疾患の病態解明を行う。成果を診断治療に有用なバイオマーカーや新規の治療法の開発につなげる

  • 塩田 友果特任研究員(日本学術振興会特別研究員PD)
    シオタ ユカ
    金沢大学
    医薬保健研究域医学系

    研究分野: 社会科学、小児発達学

    研究概要

    自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder; ASD)は社会性の障害を特徴とする発達障がいです。ASDの診断基準を満たさないものの、他者の思考や感情を理解することが難しく、社会的コミュニケーションに困難を抱えやすい群は診断閾値下ASDと呼ばれます。発達早期に診断閾値下ASDを識別し、こうした生きづらさを抱える人たちを適切な支援に繋げることが求められていますが、これまでに有用なバイオマーカーは報告されていません。本研究では、診断閾値下ASDの遺伝要因と他者の心の類推に関する神経基盤を明らかにし、特異的なバイオマーカーの確立を目指します。