古代エジプト最大の墓地の謎に挑む!

河合 望 所長、教授
金沢大学
古代文明・文化資源学研究所

研究分野: エジプト考古学

研究概要

エジプトのサッカラ遺跡は、南北7Km、東西2kmの規模の古代エジプト最大の墓地です。この遺跡には最古のピラミッドであるジェセル王の階段ピラミッドなどの多数のピラミッドなど多くの墓が埋蔵されており、古代エジプト3000年間の歴史が隠されています。しかし、サッカラ遺跡の多くの場所は未発掘のままです。日本とエジプト観光考古省の合同調査隊は、サッカラ遺跡北部の東側斜面を発掘し、古代エジプトの王朝初期の墓、ツタンカーメン王の生きた第18王朝時代の墓、クレオパトラ女王の時代の墓が多数発見され、発掘地が大変有望な場所であることが明らかとなりました。今後さらなる発見が期待され、発掘調査、出土遺物の分析、保存修復等に多くの支援が必要とされます。研究をさらに推進するために寄付のご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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