産学融合
研究概要
研究領域は以下の3つとなる。第一に、融合学としての知の在り方について、ギボンズの提唱する課題からのバックキャストによる「モードII」の学びを実践する方途について研究を進め、今後の大学の在り方、アカデミアの在り方を実践する(科学論・科学史論)。第二に、社会変革人財としての広義のアントレプレナー育成を目指し、サラスバティの実効理論に範をとりつつ、革新的教育プログラムの体系化を進めている。「周辺的正統参加」「状況に埋め込まれた学習」などの教育理論を手掛かりに、再創業インターンシップ、2×2再創業インターンシップを理論化し、その実践との往復運動によって、その体系を彫塑しつつある(教育学・哲学(プラグマティズム))。最後に第三に、破壊的イノベーションに向けたシステム・メーキングを進め、センスメーキングやネットワーク理論を駆使した新たな産業創造に向けた「シン産業化論」を提唱、将来のユニコーン企業群を目指す具体的な10のプロジェクトを実践中である(経営学・経営学・心理学・政治経済学)。