がんの転移を防ぐ:がんの骨転移を根本的に治療する革新的治療法の開発

岡本 一男 教授
金沢大学
がん進展制御研究所

研究分野: 腫瘍学、免疫学、骨代謝学

研究概要

がんの転移はがん患者の最も多い死亡原因です。特に骨へのがん転移は、患者さんの生活の質(QOL) に影響を及ぼします。しかし、その治療法はいまだに存在していません。
 私たちは、①骨に転移したがん細胞では通常の免疫応答が弱いこと、②がん細胞が定着しやすい環境を骨内に築いていること、を明らかにしました。
 こうした研究成果をもとに、がん骨転移を予防し治療する画期的医療の開発を目指しています。

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